エンディングノートを書き込んでいまして、葬儀は簡単に記入できたのですが、遺骨をどうするかというテーマのページでペンが止ってしまったのでした。それというのも、自分の願望として、最後は地球の一部に戻りたいという考えを持っていたからなのです。それで以前、岡山県で墓じまいもして先祖の墓はありませんし、故郷の山に散骨してほしいというのが本音ですが、残された家族に迷惑もかけたくないのでエンディングノートに「山に散骨希望」と書く前に少し調べることにしました。 遺骨とわかる状態では事件だと疑われることもあるので、第一に骨をパウダーにしなければなりません。また、骨の上に葉っぱなどをかぶせるだけでも土に骨を埋めたことになり、埋葬とみなされてだめです。パウダー状の骨をまく場所も、山の所有者に許可が必要です。国有地の山は?というと、やはり管理者に許可の手続きをする必要があるのです。つまるところ自分の持っている山に散骨するなら良いですよ、ということでした。 もちろん私は山など所有していませんので、中々難しいとよく分かりました。やはりお墓に納骨してもらうことにして、その旨エンディングノートに記入しました。