お墓参りは故人の命日やお盆などに行うのが一般的ですが、中には毎月のようにやってくる方もあります。たとえば、子どもを早くに亡くしてしまった場合、親はその寂しさから1年に1回だけでなく、毎月のようにお墓参りにやってきて、お墓の前で子どもに語りかけている、そんな場面を見かけることも少なくありません。逆に誰もお墓参りに来てくれなかったり、無縁仏のようになってしまったお墓もあります。これはとても寂しいものです。お墓の中で眠っている方との関係によって、お墓参りの頻度も変わってくるのでしょう。ところで、最近はお墓参りに行った際に、お供えのお花を持って帰らなければならないところが増えているようです。お花をお供えしても、すぐに枯れてしまって、その後そのまま放置されることになるからでしょう。だから持ち帰らなければならないというのは理解できます。でも、せっかくお供えしたお花を持って帰るというのは、違和感がある人も多いのではないでしょうか。ただ管理人が掃除してくれるお墓であれば問題はないようです。 |