お彼岸やお盆に家族でお墓参りをするのは、先祖の供養を行う行事ですが、風物詩としても定着し、良いものです。 しかし、新たに墓地を求めてお墓を建立するとなると、交通の便の良い所に墓地を確保する事が難しく、また苦労して墓地を確保してお墓を建立しても、少子化の影響で何代も経ずして無縁仏化してしまう恐れもあります。 そうした事からお墓を諦めて、生前購入をした永代供養付きの合祀墓や納骨堂に埋骨・納骨される方も増えています。しかし、こうした施設では夫婦や家族が一緒に眠ると言った事が出来ないのが大きなデメリットでした。 最近では寺院が新たにバリアフリーの2,3階建て等のお堂を建て、その中に納骨壇を並べた室内墓とも言える納骨施設を作っている所が増えています。納骨壇にはいくつかの種類があり、数個から10数個の骨壺が収納できる様になっており、先のデメリットから従来型のお墓に拘っておられる方に、新たな永代供養付きの室内墓と言う選択肢を与えています。 こうした室内墓とも言える施設は、比較的交通の便の良い場所にあるため、思い立った時にすぐにお参りできると言うメリットや永代供養付きで無縁化の心配がないと言うメリットがあります。 |