遺骨に危険性があるのはご存知でしょうか?火葬後の遺骨には、環境基準値の何倍もを超える有害物質が含まれているのです。その物質とは、六価クロムです。

六価クロムは、皮膚炎やガンの要因とされており、無害化処理をしていない遺骨に直接ふれると、健康を害する恐れがあります。例えば、遺骨を墓から取り出したり、散骨をする際に作業する際、無害化処理をしないことで、作業者の健康を害することがあります。また、散骨の場合は、海や土へ散骨するわけですから、環境汚染につながる恐れもあります。

では、なぜ遺骨に有害物質が存在するのでしょうか?それは、人には、もともと必要成分として体内にクロムが存在しています。そのクロムが、火葬による六価クロムの発生源になっているのです。また、火葬炉や耐火煉瓦に使用されているクロム成分が高温から冷めるときに酸化し、遺骨へ吸着することがあります。

有害物質を無害化するためだけではなく、自然が原因で遺骨が汚れることもあります。そのためにも洗骨は必要です。お墓から取り出した遺骨は、汚れている可能性が高いです。これは、骨壺の経年劣化によるものです。骨壺にヒビが入っていたり割れることで遺骨が汚れてしまいます。カビや虫にドロで遺骨が汚れていたり、悪臭を放つこともあります。

改葬がない限り、お墓から遺骨を取り出すことはありませんが、もし作業をする際は、供養も併せて丁寧に洗骨することが必要です。