洗骨とは、粉骨する際の工程のひとつです。

まず、粉骨についてですが、これは埋葬方法の中には遺骨を細かく砕いてパウダー状にする必要があり、その行為のことを表します。たとえば、「散骨」「樹木葬」などの埋葬です。山や海へ粉砕した遺骨を撒いたり、シンボルツリーの周りに遺骨を撒くといった埋葬です。

この粉砕した遺骨を撒くために必要なことが粉骨です。そして洗骨は、この粉骨する手順のひとつになります。粉骨の手順は、大きく分けて4つです。
1.計量
2.混入物除去
3.洗骨
4.乾燥
この4つの工程の後に、遺骨は粉砕されます。

では、もう少し具体的に4つの工程を説明します。

まず、1.計量は、骨壺の中にある遺骨を取り出し、その総重量を量ります。

次に、2.混入物を取り除きます。お棺の金属片や、葬る際にお棺に一緒に入れられた物である副葬品が遺骨には混じっているため、これを除去する必要があります。

そして、3.洗骨です。付着物や汚れを洗い落とします。焼骨には、発がん性物質が環境基準の何倍も含まれている場合があります。「散骨」は、自然へ遺骨を撒く埋葬方法のため、自然環境への配慮は不可欠です。そのため、基準を超える発がん性物質が含まれている場合は、自然へ害を及ぼすことがないように薬品で処理をします。

洗骨が終われば、4.乾燥です。遺骨を変色させないように、丁寧に乾燥させます。

これらの4つの工程を終えて初めて、遺骨は粉砕されます。洗骨とは、「散骨」という埋葬方法には欠かせない手順のひとつということです。